おまとめローンで計画的返済術を学ぼう!

おまとめローンの基礎知識

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おまとめローンの誕生

1990年の初めに日本は経済危機に陥りました。それまでは土地の価格が下がり不動産を競って買い漁り、若者たちも高級ブランド品や高級車を手に入れたりと日本中にお金が氾濫していたのです。中身のないシャボン玉は割れると何も残りません。いわゆるバブル経済の崩壊で日本は未曽有の不景気になっていくのです。

このバブル崩壊に端を発して、日本長期信用銀行や大手の金融機関が債務超過を原因として経営破たんしたり事実上の倒産に追いやられました。銀行が倒産することを誰もが想像していなかったでしょう。それを受けてマスコミもこぞって国民にニュースとして配信し続けました。

混乱したのは消費者だけではなく、生き残った銀行や金融機関もバブル最盛期の過剰な投資が焦げ付き「不良債権処理」という名の貸し渋りや貸し剥がしをはじめたのです。事業主などは運転資金をもう貸せない、すぐ返せといわれたのですから経営が行き詰るのは当然でしょう。笑顔で「社長、もう500万かりてもらえませんか?」と銀行マンが日参していたのが手のひらを返して「社長、御社の業績を再度調べましたが返済の資金力が無いようですので全額返済してください」と無遠慮に資金を引き揚げにかかったのです。担保や保証人をつけていると最悪なケースにもなりかねません。

結局、多くの債務者は返済の資金繰りができなくなっていき返すために借りるという自転車操業に頼らざる負えなくなっていきます。しかも小口で数社から借り入れて急場をしのぐ傾向が多くみられました。当然、消費者金融各社は急成長し、利息制限法と出資法の間であるグレーゾーンもありましたので、高い利息でも仕方なく借りていたのでしょう。

一方では多重債務者が激増していき破産者、自殺者が増えて社会問題にもなったのです。

大手の金融機関ではメガバンク同士で合併が相次ぎ営業形態の多様化で危機を乗り越える動きが見られました。では、その他の資金力のない中規模以下の銀行はどうしたのでしょうか。そのまま破たんするわけにもいきません。そこで、「おまとめローン」という商品を生み出したのです。ハード面に力がなくなったので、ソフト面である新商品の開発に活路を見出したのです。現在も賛否はありますが、多重債務の自転車操業を食い止める金融商品として存在しています。